国内最大規模　となみチューリップフェア

例年、4月中旬から5月の連休に開催されるとなみチューリップフェア。会場には700品種、300万本のチューリップが咲き誇り、青い空と色鮮やかなチューリップの美しい光景を楽しむことができます。

会場には、チューリップで描かれた迫力の地上絵や、砺波発案のひょうたん池に浮かぶ珍しい水上花壇、愛のパワースポット花壇など、さまざまな趣向が凝らされていて、見応え十分！

国内最大のチューリップの園。
ぜひ家族や大切な人と一緒に訪れ、先人たちのチューリップ栽培の功績に思いを馳せてみてください。

日程や時間など、詳しくは公式サイトをご確認下さい。

となみチューリップフェア 公式サイト

砺波（となみ）チューリップ公園・チューリップ四季彩館は、高岡砺波スマートICを降りてから約7分です。

JR砺波駅からは、公園南口まで徒歩11分なので、ゆったりと歩いていくのもよいですし、 JR砺波駅観光案内所でレンタサイクルを借りることもできますよ。

東京方面から　

新幹線+在来線

東京駅→（北陸新幹線はくたか・かがやき臨時便　約2時間20分〜3時間）→新高岡駅→（JR城端線20分）→砺波駅→（徒歩15分・自転車8分）→チューリップ四季彩館

飛行機+車

羽田空港 → （約1時間）→富山きときと空港 →（車で最短約35分）→チューリップ四季彩館

車

練馬IC →（約5時間） 高岡砺波スマートIC→（一般道　約7分）→ チューリップ四季彩館

大阪方面から　

特急列車+新幹線+在来線

大阪駅 → （特急サンダーバード　約2時間45分） → 金沢駅 → （北陸新幹線つるぎ　約15分） →新高岡駅→（JR城端線20分）→砺波駅→（徒歩15分・自転車8分）→ チューリップ四季彩館

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車

吹田IC →（約4時間）→ 砺波IC→（一般道約5分）→ チューリップ四季彩館

チューリップは春を告げる代表的な花です。

フェア期間以外でも、一年中チューリップを楽しめる施設が砺波チューリップ公園内にある「チューリップ四季彩館」です。

「チューリップ四季彩館」は、チューリップと季節の花々のコラボレーションが楽しめます。また、土の中に埋まる球根が持つヒミツなど、歴史・文化を体感出来る施設です。

チューリップ四季彩館 公式サイト

富山県西部、庄川の流域に開けた扇状地は、砺波(となみ)平野と呼ばれます。
名水が潤す豊穣の大地には、屋敷林「カイニョ」に囲まれた散居村が点在し、秋には黄金色の稲穂が広がる日本の原風景を今に残しています。

近年、「となみチューリップフェア」で有名になった砺波のチューリップですが、その栽培の歴史が意外と古いことはあまり知られていません。

県下で初めてチューリップ栽培を始めたのは、東砺波郡庄下村（現在の砺波市）の水野 豊造（ぶんぞう）さん。
大正7年（1918年）、水野さんは、チューリップ球根10球あまりを取り寄せ、試作をしていました。

これを、切花として販売したところ、当時の日本ではまだ珍しかったことから、高値で売れ、球根も販売したところ、種苗商が高く買い取ったことを契機に、本格的なチューリップ球根の栽培に取り組み始めたといいます。

わずか10球から始まったチューリップ栽培は、その後、水田裏作の有望な特産物として県下全域に波及し、富山県はチューリップの球根出荷量日本一の産地として発展しました。

その成功の背景には、先人の努力とともに、気温、日照時間、肥沃な土地、豊富で良質な水など、富山県のめぐまれた気象と土壌条件があったのです。