路面電車が走る風景は、富山市民にとっては日常だが、観光客にとっては憧れ。

富山県在住の若手フォトグラファー大木賢さん監修SNS映え必至!スマホで撮る富山市【町並み4選】

フォトグラファー・大木賢さんと一緒に、SNS映え必至の富山市内のビュースポットをスマホで撮る企画。

第一弾「アートと建築3選」に引き続き、第二弾の今回は、町並み篇です。おなじみの風景から、珍スポットまで、スマホ片手に歩いてみましょう!

OUR FAVORITE VIEW OF TOYAMA #4
路面電車と富山市内の町並み

富山市民の通勤・通学、買い物の足として利用されている富山地方鉄道の市内電車(通称:市電)。
昔ながらのクリーム色の車両から、最新式の低床車両まで、バリエーションも多種多彩。
鉄道ファンにとってはまさに羨望の的の風景です。

今回、大木さんが撮影したのは、「昔の路面電車の面影を残す外観」をコンセプトに、九州新幹線をはじめ数々の列車デザインで知られる水戸岡鋭治氏が昭和40年製の既存車両7000形を観光車両としてリニューアルデザインしたレトロ電車。
木をふんだんに使った温かみのある車内インテリア、木製の吊り輪、実際に使用されていた電灯など細部までこだわったデザインは、どこを撮っても絵になりそう。

環状線を除く1、2系統で平日6往復、休日12往復運行しています。

//大木さんアドバイス//

レトロな電車やモダンな電車。外から見ても、中から車窓を眺めても、それぞれ絵になる瞬間があります。

VISIT富山県では富山市郊外の港町「岩瀬」エリアから路面電車(ポートラム)に乗れるタクシーツアーもあります。
旅情を誘う路面電車でぜひ富山を巡ってみてください。

VISIT富山県 【旅タク】富山観光タクシー はじめての富山半日コース

OUR FAVORITE VIEW OF TOYAMA #5
富岩運河環水公園

富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)は、JR富山駅北口から徒歩約10分ほど。
朝のウォーキングや昼下がりのカフェタイムはもちろん、ライトアップされる夜にも多くの人が訪れます。
岩瀬浜までのクルージングが楽しめる富岩水上ラインも人気です。

//大木さんアドバイス//

昼はもちろん、夜景も綺麗な公園。おすすめは日没の15分後。紺碧の空にライトアップが映えます。

●ライトアップ時間
日没~22:00の間の毎正時・20分・40分に一度5分間
(5分間光の演出→15分間通常照明を繰り返します)

●演出パターン
1)四季パターン
春(3月中旬~4月)、夏(5月~9月)、秋(10月~11月)、冬(1月~3月上旬)
2)期間特別パターン
夏花火(8月)、クリスマス(12月)、バレンタイン(2月)

↓富岩運河環水公園の観光情報もぜひご覧ください↓
『富岩運河環水公園』を散歩する前に知りたいコト

OUR FAVORITE VIEW OF TOYAMA #6
八尾の諏訪町本通り

富山市の南部、八尾町は「八尾曳山祭り」や「おわら風の盆」で知られる坂の町。
江戸から明治にかけて養蚕の町として栄えた町です。
中でも諏訪町は石畳の路地に、白壁・格子戸の家並みが続く古き良き趣を残しています。

//大木さんアドバイス//

ノスタルジックな石畳の通り。早朝や夕方の薄暗い時間には、より静かな雰囲気に浸ることができます。

OUR FAVORITE VIEW OF TOYAMA #7
ふれあい石像の里

最後にご紹介するのは、富山市街地から車で35分ほどの場所にある「ふれあい石像の里」。

野原に突然出現する石像群は、いわゆる仏像でも、歴史上の有名人でもなく、スーツ姿の男性や、普段着の女性など、とってもユニーク。
富山市内の医療福祉法人の創業者(故人)が、生前お世話になった人への感謝の気持ちを込め、私財を投入して建立したという石像たち。
その数は、なんと400体にも及ぶそうです。
異国に迷い込んだかのような、シュールな景色。
撮影したら、SNSにアップしたくなること間違いなしです!

//大木さんアドバイス//

数百体の石像がずらりと並びます。いまにも動き出しそうなリアルな石像の中、勇気を持って探検してみよう。

 

さいごに

フォトグラファー大木賢さんと一緒に、SNS映えする富山市内の撮影スポットを巡る旅、いかがでしたか?

被写体やアングル次第で、スマホで撮ったとは思えないほどのダイナミックで魅力的な一枚が撮れることがおわかりいただけたかと思います。

富山市内にはこのほかにも、絵になる風景がいっぱいあります!
あなただけのお気に入りの風景に出会ったら、スマホでパシャリ。
富山での素敵な旅の思い出を、ぜひSNSでシェアしてみてください。

大木 賢 /Ken Ohki  Plofile

1994年生まれ。富山県在住のフォトグラファー。2013年春に富山湾沿岸で「ホタルイカの身投げ」の撮影に成功。現在は北陸を中心とした企業・団体の広報写真の撮影のほか、各地でワークショップも開催。写真未経験者や子どもを対象に写真の楽しさを伝えている。おもな作品テーマは「”unreal” in the real(現実のなかの非現実)」で、日常風景のなかにある非現実的な瞬間を捉え、絵画的な世界観を生み出す。
公式ホームページ: KEN OHKI PHOTOGRAPHY

 

Gallary

INFORMATION 施設情報

富山地方鉄道の路面電車

富岩運河環水公園

  • 富山県富山市湊入船町

  • TEL:076-444-6041(パークセンター)
  • ◆料金:入園無料 ◆時間:終日開放(天門橋展望塔は9:00~21:30)◆無休 P 171台(9:00~22:00 無料)
  • ホームページはこちら >

八尾の諏訪町本通り

  • 富山県富山市八尾町諏訪町

  • TEL:076-454-5138 (越中八尾観光協会)
  • アクセス:富山駅からJR高山本線で25分、越中八尾駅から徒歩30分、富山ICから車で20分 Pなし
  • ホームページはこちら >

ふれあい石像の里(おおさわ石仏の森)