ベニズワイガニの紅い絨毯と茹で立ての紅ガニ新湊漁港『昼セリ』見学と『新湊かに小屋』
県内でも有数の漁場・新湊漁港。午後1時から行われるセリが「昼セリ」。
9月から5月までの紅ズワイガニの漁期には、「新湊かに小屋」で茹で立てのかにを食べることができます!
新湊へ行く前のお役立ち情報をご紹介します。
昼セリって何?
「天然の生け簀」と呼ばれる豊かな漁場を持つ富山県。中でも射水市の新湊(しんみなと)漁港は、県内でも有数の漁場として知られています。
港と漁場が近いという地の利を生かし、新湊漁港で午後1時から行われているセリが、「昼セリ」。
地元では「七時(などき)のセリ」と呼ばれているセリで、朝の漁で獲れたばかりの魚介類が次々とセリにかけられます。
観光客でも事前予約で見学ができるのが特徴。セリ人と買い手の真剣なやりとりを身近で見ることができ、ここでしか味わえない感動を得ることができます!
ベニズワイガニの赤い絨毯を見に行こう!
上の写真のように、紅ズワイガニが「赤い絨毯」のように並ぶ光景がみられるのは、9月から翌年5月までのベニズワイガニの漁期だけ。近年、富山湾で水揚げされる紅ズワイガニは、「高志(こし)の紅(あか)ガニ」としてブランド化され、注目されています。
もちろん、見学だけでなく、実際に新鮮な魚介類をいただくことも可能です!
「新湊きっときと市場」では、ベニズワイガニをはじめ、新鮮な魚介類が購入でき、食堂できっときとな(新鮮な)刺身や丼を頂くこともできます。
写真は、ベニズワイガニがふんだんに使われた新湊S級グルメ「新湊紅白丼」。
9月〜5月の期間限定なので、ぜひこの期間にお出かけください!
2018年1月オープン!「新湊かに小屋」
新湊漁港内に新たにオープンした施設が、「新湊かに小屋」。
ここでは、競り落とされたばかりの高志の紅ガニを、大釜で茹であげ、アツアツのうちに丸ごと食べることができます。
↓イメージ動画はこちら↓
新湊かに小屋の紹介動画
VISIT富山県では昼セリと併せて、新湊かに小屋でのお食事(高志の紅ガニまたは、漁港鍋)が楽しめるツアーを予約できますので、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
新湊漁港への行き方
富山駅から新湊へ、公共交通機関でアクセスするなら、観光定期路線バス「富山ぶりかにバス」が便利!
富山駅前から、平日は1日2往復、土日祝日は1日4往復しているバスです。
富山駅と新湊間を往復できる1dayフリーきっぷは大人1500円で購入できます。
チケットはオンラインのほか、「富山地鉄乗車券センター」で当日購入することができます。
購入方法などはこちらのサイトに詳しく書いてありますので、参考にしてみてください。
新湊周辺のオススメスポット
日本のベニス 内川エリア

新湊漁港のほど近く、運河で繋がる内川エリアは、川と橋の風景が美しく「日本のベニス」と呼ばれるエリア。
新湊から徒歩で約20分、万葉線(東新湊から新町口まで約5分)を利用しても約15分で行くことができます。
新湊漁港から新湊観光船に乗って水の旅を楽しむこともでき、オススメです。