おわら風の盆の舞台『越中八尾エリア』の楽しみ方
「おわら風の盆の町」として知られる富山市南西部の八尾(やつお)の楽しみ方や、アクセスなどご紹介します。
江戸時代、街道の拠点として蚕の繭や生糸の取引などで栄えたことから育まれた美しい町並みと文化が、今も受け継がれています。
越中八尾とは?
八尾(やつお)という町の名前は知らなくても、「おわら風の盆」なら聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。
毎年9月1日~3日に開催される「おわら風の盆」は、この地で300年あまり踊り継がれてきた「越中おわら」を今に伝えるお祭りです。
中でも情緒ある諏訪町本通りは、伝統的な屋根瓦と格子戸、
越中八尾へのアクセス
富山市南西部の山あいにある八尾は、富山市街地からも車で30分ほどの比較的近い位置にあります。
東京駅から
新幹線+在来線
東京駅→(北陸新幹線かがやき・はくたか 約2時間10分~40分)→富山駅→(JR高山本線 約25分)→越中八尾駅
※越中八尾駅から諏訪町本通りまで車で約8分
飛行機
羽田空港 → 富山きときと空港:約1時間(空港 →越中八尾駅まで車で約20分)
車
練馬IC →富山IC→ 越中八尾駅:約5時間20分
大阪方面から
特急列車+新幹線
大阪駅 → (特急サンダーバード 約1時間20分) → 敦賀駅 → (北陸新幹線 約1時間)→富山駅→(JR高山本線 約25分)→越中八尾駅
車
吹田IC → 砺波IC→ 越中八尾駅 約4時間20分
名古屋、金沢から富山駅までの各アクセス方法は下の↓ ↓「あわせて読みたい記事」にまとめてあるので、参考にしてみてくださいね。
越中八尾の文化の源
八尾の名は、この地が飛騨の山々から富山へのびる八つの尾根が合流することに由来すると言われています。
江戸時代、街道の拠点として蚕の繭や生糸の取引などで栄えた八尾。
その豊かな経済力が、「おわら風の盆」をはじめとする町民文化を育みました。
諏訪町本通りの片側には「エンナカ」と呼ばれる用水路があり、そこを流れる水の音は、おわらの音色とともに「残したい日本の音風景100選」(環境省)にも選ばれています。
「おわら風の盆」を再現、「月見のおわら」とは
9月1日~3日の「おわら風の盆」とは別の日でも、優美で静かな踊りを見たい。
そんなお客様のお声から生まれたのがこの「月見のおわら」のイベントです。
例年10月上旬の2日間にわたって実施される「月見のおわら」は、風情ある八尾の町並みの中で、お祭り本来の優美な踊りをじっくりとお楽しみいただけるのが最大の魅力です。
月見のおわらのここがすごい!
① いくつもの町内の踊りを一斉披露!情緒あふれる町流し
② 雨天中止なし!雨でもステージ踊りをご覧いただけます
③ 踊りの場所も時間も事前にお知らせ
④ フラッシュ撮影OKゾーンを設定
※詳しくは、以下サイトをご確認ください。
※「月見のおわら」は、クラブツーリズム株式会社の商標登録(第4710553号)です
詳しい詳細及び、全国各地からのツアーについて クラブツーリズム公式サイト
「曳山」を一年中見られる場所
八尾の豊かな町人文化を伝えるもう一つの財産が、「越中八尾曳山祭(えっちゅうやつお ひきやま まつり)」。
井波の彫刻、城端の漆工、高岡の彫金など、越中の伝統工芸の粋を集めた絢爛豪華な山車が、通りを勇壮に巡行します。
例年5月3日に行わる曳山祭で町内を曳き回される曳山は、お祭り以外でも、越中八尾観光会館(曳山展示館)で常設展示されているので要チェック。
✓ 越中八尾曳山祭:5月3日
✓ おわら風の盆:9月1日~3日
関連サイト:越中八尾観光協会 公式サイト
まち歩きにおすすめのクーポン
八尾の町を散策するなら、「よばれっちゃ」がおすすめです。
越中八尾の観光拠点である曳山展示館の見学と3つのお店の食べ歩き、さらに喫茶店の割引が受けられるetc.とってもお得にアートな町歩きを楽しむことができるクーポンです。
✓ クーポン販売施設:八尾曳山展示館
✓ 料金:大人1,000円(税込) 高校生以下840円(税込)
✓ お問い合わせ:076-454-5138
関連サイト:
越中八尾(えっちゅうやつお)
富山県富山市八尾町上新町2898-1
■JR高山本線越中八尾駅からバスで約12分
■JR富山駅からバスで約50分
■北陸自動車道富山ICから車で約25分- TEL:076-454-5138 (越中八尾観光協会)
- ■曳山展示館 入館料大人500円、【P】80台 ※無料
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