春~初夏の立山黒部アルペンルート観光の代名詞『雪の大谷』へ行く前に知りたい7つのこと。
立山黒部アルペンルートにある「雪の大谷」について、雪の壁の謎や、アクセス方法、持っていくと便利な物、富山駅発着の便利なバスツアーなどを詳しくご紹介します。
「雪の大谷」が見られるのは4月中旬から6月中旬の2か月間だけなので、旅行の計画も事前に立てておきたいですね。
目次
立山黒部アルペンルートとは?
「立山黒部アルペンルート」は、標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫き、富山と長野を結ぶ、世界有数の山岳観光ルートです。
富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」までバスや、ロープウェイなどを乗り継ぎ、いくつもの観光名所を通って気軽に大自然を満喫できるおすすめルートです。
最高地点は、標高 2,450 mの室堂(むろどう) 。眼前には有名な剱岳(つるぎだけ)、立山三山をはじめ、3,000m級の雄大な山々が迫ります。
「雪の大谷」とは?
そんな世界的な観光地「立山黒部アルペンルート」、春~初夏の観光のハイライトといえば、「雪の大谷」。
巨大な雪の壁の合間を観光バスが通り抜ける風景は、写真や映像などで見たことがある人も多いのではないでしょうか?
標高2,450mの室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。中でも室堂付近にある「大谷」は、吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。
この「大谷」を通る道路を除雪してできる、高さ20mにも迫る巨大な雪の壁が「雪の大谷」です。
「雪の大谷」の謎!雪の壁の作り方?
アルペンルートが開通しているのは、11月末まで。冬の間は閉鎖され、一面雪に覆われた静寂な銀世界となります。
例年、4月中旬の開通に向けて、立山黒部アルペンルートの除雪作業は、1月下旬からはじまります。
閉鎖されている間に、積りに積もった雪。
除雪作業は、まずは道を探すことから。
道の位置を、GPSで確認しながら、雪に埋もれた道をブルドーザーで少しずつ掘り進んでいきます。
1メートルぐらい掘り進んだら、通常の除雪車の2倍近い吹き上げ能力を持った、アルペンルート専用のロータリー除雪車で、雪の壁を切り拓いていくのです。
こうして、世界的にも有名な「雪の大谷」が、出現するのです。
雪の大谷の楽しみ方
・雪の大谷ウォーク
毎年恒例の「雪の大谷ウォーク」では、歩行者用通路として開放した片側を歩くことができます。
約500mの歩行区間の往復は、約35分(行きは下りで15分程、帰りは上りで20分程)。
・雪の回廊
室堂ターミナルと自然保護センターを結ぶ、「雪の回廊」を歩くこともできます。例年、4月ごろの雪壁の高さは8mを超え、雪の大谷に負けない迫力を体感できます。
▼詳しくはこちら
どんな服装で行く?持っていくと便利なものは?
雪の大谷の期間は、室堂平の最高気温は10℃前後なので真冬の装備が必要です。
4月中頃と6月の下旬では、気温も雪の量も変わってきますが、基本的には雪上散策になるので、防水の効いたトレッキングシューズや長靴が必要です。
晴れている日には、雪の照り返しが強いのでサングラスや、日焼け止めもあると便利。
気温はマイナス5〜10度ぐらいと低いですが、歩くと少し暑くなります。上着は着脱しやすく、ジッパーなどがついた温度調整のしやすい服や、持ち歩きをしやすい、コンパクトになる服が便利です。
靴は底がツルツルなものは滑るので危険です。滑らないようにしっかりと溝のあるものを選びましょう!
カバンも両手が使えるように、リュックやショルダーバックがおすすめです。
<必要なグッズ> ・防水シューズ(トレッキングシューズや長靴) ・手袋 ・上着(着脱しやすいもの)
<あると便利なグッズ> ・カイロ ・ マフラー・ニット帽 ・ ネックウォーマー・ サングラス ・日焼け止め・リュック or ショルダーバック |
「雪の大谷」へのアクセス
「雪の大谷」へアクセスは、富山県側から行く場合、立山駅から「立山黒部アルペンルート」を利用して、室堂へ向かい、そこから歩いて大谷へ。
詳しいアクセス方法は、下の↓ ↓あわせて読みたい記事の「黒部ダムへのアクセス~」で、雪の大谷のある「室堂」を含めたルートを詳しくご紹介してるので、ぜひチェックしてみてください。
東京、大阪、金沢から富山駅までのアクセス方法は、下の↓ ↓「初めて富山県を旅行する人むけ!~」の記事にまとめてあります。
地旅大賞・特別賞受賞
「雪の大谷が語る水と氷の物語」
富山駅発着ガイド付きバスツアー
雪の大谷へ行くなら、富山駅発着ガイド付き日帰りバスツアー「雪の大谷が語る水と氷の物語」がおすすめ!
<このバスツアーがオススメなのはこんな人> ✓ 公共交通機関だと、乗り換えも多く不安 ✓ GW期間や土日などの混雑を避けたい ✓ 自分で富山駅→立山→室堂までの交通アクセスを手配するのが大変 |
<このバスツアーのポイント> ✓ 富山駅発着の貸し切り直行バス!雪の大谷まで乗り継ぎなしなので楽々 ✓ GW期間等の混雑シーズンでも待ち時間がなくスムーズ ✓ 立山のことを熟知した登山ガイドが案内 ✓ 第5回地旅大賞にて特別賞を受賞 |
期間限定の人気のツアーなので、気になる方は下の↓ ↓「この体験プランのご予約はこちら」からぜひチェックしてみてください!↓
この体験プランのご予約はこちら
アルペンルートに、戻りのバスが新登場
「立山黒部アルペンもどルートバス」
雪の大谷を楽しんだあと、アルペンルートで黒部ダムまで行くなら、「もどルートバス」がおすすめ!
<このバスツアーがオススメなのはこんな人> ✓ アルペンルートを立山から扇沢まで楽しみたい ✓ 雪の大谷だけでなく、黒部ダムも観光したい ✓ 通り抜けた後、帰りは楽に戻りたい ✓富山(立山駅など)にマイカーおいて雪の大谷へ行きたい |
<このバスツアーのポイント> ✓複雑な乗り継ぎなしで、バス1本で立山駅に戻って来れる ✓電⾞利⽤のお客様は、富山駅、黒部宇奈月温泉駅で降車可能 ✓「お買物クーポン1,000円分」付きだから地場産品のお買物も楽しめる ✓富山方面へもどルートバスと、長野方面へもどるルートバスがある。 |
新しく登場した便利なバスプランです。気になる方は下の↓ ↓「この体験プランのご予約はこちら」からぜひチェックしてみてください!↓
お得なクーポン・観光体験プランのご予約なら「VISIT富山県」
「立山黒部アルペンルート『雪の大谷』へ行く前にしりたい7つのこと」は、いかがでしたでしょうか?
1年のうちたった2ヶ月間しか見られないレアな観光スポット。その時期に富山観光に来られたら、ぜひ訪れてみてください。
「VISIT富山県」では、他にもたくさんのオススメ観光体験プランやお得なクーポン情報などをご紹介しています。
富山旅行計画を立てるのに便利なエリア別検索や、人気おすすめプランなど情報満載なので、富山旅行の前に是非チェックしてみてください。↓ ↓
立山黒部アルペンルート
富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林
- TEL:076-432-2819 (立山黒部貫光(株))
- ※アルペンルートの立山駅〜扇沢間は、マイカーで入ることはできません。 富山側から入られる場合は、立山駅で駐車し、立山ケーブルカーにお乗りください。 ■富山地方鉄道 富山駅から約1時間、立山駅下車→2階(ケーブルカーのりば)へ ■北陸自動車道立山ICから車で約40分【立山駅駐車場】 無料駐車場:約900台 臨時駐車場:約600台 ※混雑時のみ対応・無料
- ホームページはこちら >