富山県唯一の国宝建造物『国宝・瑞龍寺』を参拝する前に知りたい10のこと。

瑞龍寺へのアクセス、拝観時間・料金、ライトアップ、建築の特徴、「トイレの神様」と呼ばれている烏枢沙摩明王など、瑞龍寺拝観の前に知っておくと便利な10個の情報をまとめました。

周辺の観光スポットや便利なタクシーツアーもご紹介しています。

瑞龍寺はどこにある? <アクセス>

 

瑞龍寺は富山県西部、高岡市にあり、「高岡駅」と「新高岡駅」からのアクセスをご紹介いたします。

「瑞龍寺」の住所・所要時間

〒933-0863 富山県高岡市関本町35

Google map

TEL:0766-22-0179

✓「高岡駅」瑞龍寺口より徒歩約10分

✓「新高岡駅」より徒歩約15分 or タクシー5分

※新幹線を利用する場合は、「新高岡駅」下車が便利です。

 

瑞龍寺には普通車が約100台止められる無料駐車場もありますので、お車でのアクセスも安心ですね。

瑞龍寺駐車場のGoogle map

※東京、大阪から新高岡駅までのアクセスは下記リンク「あわせて読みたい記事」↓ ↓にまとめてありますのでご参考ください。

瑞龍寺の拝観時間・料金

 

瑞龍寺の拝観時間と料金を確認しておきましょう。

<拝観時間>
9:00~16:30閉門

※冬季(12/10~1/31)は16:00閉門
※閉門の30分前までの入場受付

<拝観料>
大 人:500円(一般)/400円(30名以上)
中高生:200円(一般)/150円(30名以上)
小学生:100円(一般)/70円(30名以上)

 

上記情報は変更になる可能性もございますので、お越しの際は、瑞龍寺の公式サイトも合わせてご確認ください。

瑞龍寺公式サイト

瑞龍寺はどんなお寺?

 

利長公が築いた高岡の町に、「瑞龍寺」が建立されたのは、1614年(慶長19年)のこと。

利長公の菩提を弔うため三代藩主前田利常によって建立され、後述の伽藍(がらん)の造営には約20年の歳月を要しました。

山門、仏殿、法堂が建造物として富山県で唯一の国宝に指定されています。

建築はもちろん、総門から山門へ至る玉砂利の白さ、山門から仏殿へ至る芝の青さが美しいお寺です。

 

瑞龍寺のライトアップ

瑞龍寺のライトアップ

 

瑞龍寺の見どころとして、押させておきたいのが、春・夏・秋・冬と季節ごとのライトアップイベント!

ただライトで照らすのではなく、音楽に合わせ、赤や青、緑や紫など、さまざまな色のライトで国宝の山門が幻想的に浮かび上がります。

また、門前には県西部や県内外からたくさんの店が集まり、「門前市」が同時開催されます。期間中はお祭りのように大勢の人で賑わう瑞龍寺。

下記リンク↓ ↓ で瑞龍寺のライトアップイベント情報を公開しているので、ご旅行計画の際はぜひチェックしてみてくださいね。

 

国宝瑞龍寺 ライトアップイベントについて(とやま観光ナビ)

瑞龍寺の伽藍とは?

瑞龍寺の回廊

 

まず、「伽藍(がらん)」とは、寺院の建築物の総称のこと。瑞龍寺の伽藍は、鎌倉時代に禅宗とともに日本に渡来した中国の寺院建築を模して建立されています。

 

瑞龍寺の伽藍の特徴

「総門」・「山門」・「仏殿」・「法堂」が一直線上に配列され、左に「僧堂(僧の寝起き・座禅所)」、右に「大庫裡(寺院の台所)」が左右対称に置かれているところ。また、各堂が回廊によってつながれているのも特徴的です。

瑞龍寺の伽藍は、中国渡来の禅宗の様式を如実に伝える江戸時代初期の建築として、1997年(平成9年)に山門、仏殿、法堂が国宝に指定されました。

さらに、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂は国の重要文化財に指定されています。

 

その計算し尽くされた寺院の建築物の配置は、建築を知らない人でも魅力を感じるはず。ゆっくりと時間をかけて拝観したいですね。

 

瑞龍寺には「トイレの神様」がいる?

 

瑞龍寺最古とされる仏像に、「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」があります。

 

「トイレの神様」?

烏枢沙摩明王とは禅宗の寺では「東司(とうす=トイレ)の守護神」として祀られていることが多いそうです。

瑞龍寺の明王像は室町時代以前の制作とされ、明王が左足を高く上げ、不浄な振る舞いのあった猪頭の亥子神を縛り上げ、戒めている姿が特徴です。

 

瑞龍寺では、烏枢沙摩明王のお札を受けることができ(申込み制)、このお札を目より高い位置に貼り、お手洗いをきれいにすると、不浄がはらわれ、病気平癒、安産成就、子孫繁栄などがもたらされるとして、お札を求める人が跡を絶ちません。

特に、近年は、植村 花菜さんのヒット曲「トイレの神様」の人気と相まって、注目されている瑞龍寺の烏枢沙摩明王です。

 

瑞龍寺の御朱印

 

「御朱印ガール」もそうでない人も、気になるのが御朱印。

瑞龍寺では、先ほどご紹介した「烏枢沙摩明王様」の絵入りの御朱印が受けられます。

御朱印を受けたい方は、事前に、受付に御朱印帳をお預けになってからの参拝をおすすめします!

瑞龍寺の印が入った御朱印帳も販売されています。

 

瑞龍寺周辺の見どころ

・前田利長公墓所


前田利長公墓所

 

瑞龍寺から徒歩3分ほどの場所にある前田利長公の墓所。菩提寺である瑞龍寺から「八丁道」という石灯篭が続く道の先に小さな森があり、そこに大名の墓としては日本一といわれる高さ11.9mの巨大な石塔があります。

石塔下部の戸室石で造られた基壇は、約250平方メートルの三層基壇となっており、側面には狩野探幽下絵とされる130枚もの蓮華図文様が彫刻されています。

 

前田利長公墓所へのアクセス

✓ 〒933-0864 富山県高岡市関町73 Goolge map

✓ TEL:0766-20-1453

✓「瑞龍寺」より車約5分

✓「高岡駅」瑞龍寺口より車約5 分 or 徒歩約12分

高岡大仏 公式サイト

 

 


・高岡大仏


高岡大仏

 

高岡大仏は、銅器のまち高岡の人々が優れた鋳造技術と市民の力で作った大仏で、1907年よりなんと26年の歳月をかけて完成しました。

出来栄えが素晴らしいことから、日本一のイケメン大仏とも言われ銅器日本一の高岡の象徴的存在で愛され続けています。

総高15.85m重量65t。奈良、鎌倉に並ぶ日本3大仏といわれています。

 

高岡市の歴史について

高岡市は、加賀藩二代藩主・前田利長により開かれた町です。
1609年(慶長14年)、利長は、当時「関野」と呼ばれていた荒野に城を築き、近郊から民を集め城下町を作りました。
利長公は、城下町の形成とともに、鋳物を中心とした商工業を重んじ、その後の高岡の町民文化の発展の基礎を育みました。

 

高岡大仏へのアクセス

✓ 〒933-0039 富山県高岡市大手町11−29 Goolge map

✓ TEL:0766-23-9156

✓「瑞龍寺」より車約15分

✓「高岡駅」北口より 車 約4分 or 徒歩約10分

高岡大仏 公式サイト

 

瑞龍寺&周辺観光ができるおすすめタクシーツアー
(高岡駅・新高岡駅発着)

 

高岡が初めての方におすすめな観光タクシーツアーのご紹介です。

高岡市の見どころを小回りの利く観光タクシーで巡ります。高岡駅・新高岡駅発着なので、新幹線でいらした方には特におすすめ!

 

観光タクシーツアーで巡るコース

✓国宝瑞龍寺(地元ガイド案内付き)

✓日本三大大仏の高岡大仏

✓前田利長公の墓所(地元ガイド案内付き)

✓昔ながらの雰囲気が残る、山筋町・金屋町の自由散策

 

瑞龍寺、前田利長公の墓所では地元ガイドの案内付きなので、瑞龍寺の建築や歴史についてより深く学べること間違いなし!

山筋町・金屋町では自由散策の時間があるのもうれしいですね。

このタクシーツアーが気になった方は下の「この体験プランのご予約はこちら」↓ ↓からチェックしてみてください。

 

高岡市観光の魅力を30秒の動画で

 

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「『国宝・瑞龍寺』を参拝する前に知りたい10のこと」は、いかがでしたでしょうか?何度訪れても新たな発見がある富山県。是非あなただけのお気に入りスポットを見つけてみてくださいね。

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Gallary

INFORMATION 施設情報

高岡山瑞龍寺

  • 富山県高岡市関本町35
    ■あいの風とやま鉄道「高岡駅」から徒歩10分
    ■JR「新高岡駅」から徒歩15分
    ■能越自動車道高岡ICから車で10分

  • TEL:0766-22-0179
  • 【P】普通車約100台、バス13台 駐車料金: 無料
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