朝日町の“春の風物詩”を見に行こう!あさひ舟川「春の四重奏」へのアクセス・見頃・楽しみ方をご紹介

富山県朝日町舟川新の「あさひ舟川『春の四重奏』」会場へのアクセス方法、見頃、楽しむためのポイントなどをご紹介します。

春になると、雪の残る北アルプスを背景に、川べりに並ぶ桜、畑に広がる菜の花、そしてチューリップの4層が織り成す美しい風景を見ることができます。

富山県の最東端”朝日町”が誇る、この時期だけの北アルプスと美しい花々が奏でる『春の四重奏』を見に行きませんか?

あさひ舟川「春の四重奏」へのアクセス方法

 

あさひ舟川「春の四重奏」の会場までは、公共交通機関の利用がおすすめです。

 

・電車でのアクセス


 

電車でのアクセス方法

 

あいの風とやま鉄道「泊(とまり)駅」→ 春の四重奏会場まで無料臨時バスで約10分

<参考>富山駅 → 泊駅(約50分)

 

※無料臨時バスは、土日は小型バス。平日はジャンボタクシーで運行予定です。

※無料臨時バスの運行期間は公式サイトをご確認ください。

朝日町観光協会 サイト

 

・お得で便利!あいの風とやま鉄道「春の四重奏きっぷ」


 

渋滞を回避してスムーズに回りたい方におすすめなのが、この時期限定のお得で便利な「春の四重奏きっぷ」。

石動~東滑川各駅から、四重奏の最寄り駅「泊(とまり)駅」の往復運賃がなんと!1,000円で利用できます。

例年、3月末頃よりあいの風とやま鉄道の有人駅窓口のみで販売されています。

通常、上記区間内の「富山駅」~「泊駅」までの運賃は、片道だけで970円(小人490円)、

石川県寄り最西端の「石動(いするぎ)駅」から「泊駅」は、なんと!片道で1,690円(小人850円)なので、断然お得で便利なきっぷです!

 

(2022年は可愛らしいノベルティプレゼントも!)

 

(泊駅と会場を結ぶ臨時バス)

 

お花の咲き具合で例年若干時期が異なるイベントなので、最新の情報は下記よりご確認くださいね。

朝日町観光協会 サイト

 

・車でのアクセス


 

車でのアクセス方法

【平日】

会場周辺の臨時駐車場(桜並木周辺駐車場)が利用可能

【土・日曜日】

「あさひ総合病院」または「朝日町文化体育センター (サンリーナ)」の臨時駐車場に駐車し、無料シャトルバスをご利用ください。

 

【あさひ総合病院】

〒939-0741 富山県下新川郡朝日町泊477

Google Map

 

【朝日町文化体育センター (サンリーナ)】

〒939-0700 富山県下新川郡朝日町越306

Google Map

 

※平日でも、駐車場に入るための渋滞が発生する時があります。時間には余裕を持って行くことをおすすめします。

 

 

 

(土日のみ桜並木周辺臨時駐車場から出ているシャトルバス乗り場)

 

 

・2022年 春の四重奏チラシ


 

【ダウンロード】あさひ舟川「春の四重奏」2022チラシ

 

あさひ舟川「春の四重奏」の見頃・楽しみ方

 

・見頃はいつ?


例年4月上旬~中旬頃の桜の開花シーズンが一番の見頃です。

 

 

桜の手前に並ぶ花々の順番はその年によって変わります。(田畑を休ませるために、チューリップを植える場所は4年に1度ローテーションするため)

毎年異なる表情を見られるのも嬉しいポイントのひとつ。

Instagramでのフォトコンテストも開催しているので、写真を撮影したらぜひ参加してみてくださいね。

朝日町観光協会 Instagram

Instagramでは桜の開花なども発信されているので、ぜひチェックしてみてください。

 

・咲き並ぶ桜のトンネルを歩こう


 

遠景からの四重奏を楽しんだ後は、畑をぐるっと周り桜並木の方へ歩いてみましょう。

舟川を挟んだ1.2kmの堤防両岸には、地元の皆さんの手で植えられた約280本のソメイヨシノが咲き誇ります。

歩道が整備されているので、両側に咲き並ぶ桜のトンネルを歩くことができますよ。

シーズン中は可愛らしい赤色の電気自動車も無料で運行中。

車窓から桜並木をゆっくり眺めるのもこの時期だけの醍醐味です。

 

・チューリップは3月下旬から5月頃まで


 

チューリップは3月下旬から4月下旬までの長い期間を楽しめます。

チューリップには品種名のプレートが付いているので、様々な色や形の違いを比べてみるのもおすすめです。

 

あさひ舟川「春の四重奏」の歴史

 

 

山々と美しい花たちのハーモニーを生み出したのは「花さかじいちゃん」こと山崎久夫さん。

かつては町に約30軒もあったチューリップ球根農家ですが、現在は山崎さんが営む「チュリストやまざき」1軒だけ。

「たくさんの方にチューリップを通して出会いたい」という思いで、桜とともにチューリップを楽しめるよう通常よりも早い3月末から咲く品種も揃えるようになったのだとか。

さらには菜種油を採取するための菜の花も植えたことで、この美しい風景が見られるようになりました。

残雪の北アルプスと、町に1つのチューリップ球根農家が生んだ花々が作り出す春爛漫の風景を楽しんでくださいね。

 

あさひ舟川「春の四重奏」の鑑賞マナー

 

 

<鑑賞のマナー>

1.チューリップは病気に弱い植物です。土から広がる病気を防ぐため、畑の中やあぜ道には、絶対に入らないでください。

 2.景観を維持するために柵はありませんが、看板から先には入らないようにしましょう。

 3.大切なチューリップを守る農家さんの営みとして、消毒のためチューリップに農薬を撒くことがあります。農薬散布の作業をしている場合は風上に移動するようにしましょう。(水撒きと間違わないようご注意ください)

4.菜の花やチューリップは勝手に摘み取ることが禁止されています。大事に育てられた花々はマナーを守って鑑賞しましょう。

 

シーズンオフは「田んぼアート」

 

 

舟川べりでは夏は1区画の田んぼを使って、古代米の「田んぼアート」を描きます。

収穫したお米は「田んぼアート米」としての販売もありますよ。

秋には桜並木の下に約3万球の彼岸花が咲き誇ります。

この時期だけ見られる真っ赤な絨毯もこの場所の風物詩となっています。

冬には、桜並木に雪の花が咲き、チューリップ畑は真っ白な毛布に包まれて、静かに春を待ちます。

 

【豆知識】2022年に全19種類、60万球の球根を植える

 

 

2022年に畑に植えられたチューリップは全部で19品種、60万球。

桜の開花に合わせてチューリップも楽しめるよう、3月下旬〜4月上旬に咲く「ピランド」や「コーラス」、「スイートハート」など極早生の品種も取り入れています。

チューリップの花は咲いたままにしておくと種ができ、球根の養分が取られてしまうため、質の高い球根を育てるためには摘み取る作業が必要です。

連日農家さんが畑に出て摘み取り作業をしていますが、機械化が進んでいるとはいえ、品種によっては全て手作業となります。

 

 

そして摘み取られた花びらは、桜の肥料としても活用されています。

運が良ければ、桜の根本に散りばめられたチューリップの花びらを見ることができます。

このようにチューリップは花の咲く時に摘み取られるため、シーズン中でも前半と後半では見られる品種が変わってきます。

何度か足を運んでみると違った風景が楽しめますよ。

 

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例年、桜の開花時期に合わせた2週間のみ開催される、あさひ舟川『春の四重奏』。

北アルプスと美しい花々が奏でる、この時期だけの風景をぜひ楽しんでくださいね。

 

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INFORMATION 施設情報

あさひ舟川「春の四重奏」

朝日町役場 商工観光課(詳細・お問い合わせ)

(一社)朝日町観光協会(開花・アクセス・お宿情報)