五箇山があるのは、富山県南西部エリア『砺波・五箇山』の旅行前に知りたい8つのコト。
目次
位置関係を知ろう!
富山県の南西部にあたるのが「砺波・五箇山」。
石川県・岐阜県に面し、最寄りの北陸新幹線の駅は「新高岡駅」です。
代表的な観光スポットは、何といっても世界遺産「五箇山」。
五箇山以外にも素朴な景色・風景が多いのが「砺波・五箇山」の魅力です。
砺波・五箇山へのアクセス
【電車の場合】
「砺波・五箇山」の電車でのアクセスは、新高岡駅・高岡駅が起点になります。
・砺波(となみ)、南砺(なんと)方面
新高岡駅からJR城端線に乗り換え。
・小矢部(おやべ)方面
高岡駅からあいの風とやま鉄道に乗り換え。石動駅(いするぎえき)まで約15分。
【車の場合】
北陸自動車道を利用。
・五箇山・白川郷に向かうなら「世界遺産バス」
「五箇山・白川郷」方面への移動でも便利なバスがあります。それが「世界遺産バス」。
高岡市内~城端~五箇山~白川郷間を毎日運航しています。
VISIT富山県では、「世界遺産バス」のフリーきっぷを取り扱っています。
富山市内から向かうなら、タクシーツアー「【富山観光タクシー】世界遺産 五箇山と越中の小京都 城端周遊一日コース(富山発)」が、お得で便利です。
世界遺産 五箇山と越中の小京都 城端周遊一日コース(富山発)
砺波・五箇山のポイント!
・砺波チューリップフェア(砺波市)
国内最大級!700品種、300万本のチューリップが色あざやかに咲き誇ります。
4月下旬~5月初旬までの開催期間中は、フラワーファッションショーなどさまざまな催しも予定されていて楽しみ満載です。
・世界遺産「五箇山」(南砺市)
「五箇山」は、岐阜県「白川郷」とともに世界遺産に認定された、山間部の集落。
昔から変わらない原村風景を今に伝えています。
詳しくはTOYAMA STYLE「『五箇山』を旅する前に知りたい10のこと。」の記事でご紹介しています。
・源平倶利伽羅合戦古戦場(小矢部市)
春は6,000本の八重桜、秋は紅葉、倶利伽羅不動寺への参詣者は多く、お花見スポットランキングでは、北陸1位となっています。
倶利伽羅県定公園は、約800年前、源平合戦で木曽義仲が倶利伽羅で平家の総大将平維盛と対戦した際、牛の角にたいまつをつけて平家の軍勢に放ち、勝利をおさめた古戦場としても歴史的に有名です。
おすすめのスポット 砺波市編(となみし)
・農家レストラン大門(砺波市)
明治30年に建てられた砺波地方特有のアズマダチ家屋を改装したお店「農家レストラン大門(おおかど)」。
地産地消の旬の食材を使った、「大門そうめん」をはじめ、「よごし」「ゆべし」「具入り丸揚げ」「根菜いとこ煮」等品数も豊富。
のどかな田園風景を眺めながら、砺波の伝承料理が楽しめます。
・庄川遊覧船(砺波市)
湖上から四季折々の景色が見られる「庄川遊覧船」
なかでも、新緑や紅葉の季節はひときわ美しく、絶景に心を奪われること請け合い。
庄川峡の小牧ダムから大牧温泉の間を約1時間かけてゆっくり船で往復すれば、湖面から見る山々の美しさに身も心も癒されます。
詳しくは、TOYAMA STYLE『「庄川峡遊覧船」絶景クルーズ』の記事でご紹介しています。
・散居村(砺波市)
広大な耕地の中に民家が散らばって点在する集落。
日本国内最大とされる砺波平野では現在、およそ220平方キロメートルに7,000戸程度が散在しています。
おすすめのスポット 南砺市編(なんとし)
・城端エリア(南砺市)
越中の小京都と呼ばれる「城端(じょうはな)エリア」
格子戸、石畳、白壁は小京都らしい佇まいで、蔵回廊の裏通りは絶好の写真スポットの1つでもあります。
ユネスコ無形遺産にも登録された「曳山祭」に係わる資料を展示した「城端曳山会館」も見どころです。
・井波エリア(南砺市)
北陸 浄土真宗の拠点として、600年以上の歴史を誇る井波別院・瑞泉寺の門前町「井波エリア」
町の中心には、石畳が敷かれ「井波彫刻」の職人の工房が軒を連ねています。
「木彫りの里」とまで呼ばれる井波の町の様々な所には、井波彫刻の作品が展示されています。
おすすめのスポット 小矢部市編(おやべし)
・メルヘン建築めぐり(小矢部市)
小矢部市には西洋風の有名な建物を真似て建築された、学校や公民館など『35』のメルヘン建築が存在します。
このメルヘン建築は「メルヘンの街 おやべ」の名物にもなっています。
ゆっくりと浸かりたい温泉
・庄川温泉郷(砺波市)
庄川の清らかな流れのようにゆったりとした時が流れる「庄川温泉郷」
・大牧温泉(砺波市)
庄川の河畔にあり、交通手段は小牧ダムからの遊覧船のみという秘湯中の秘湯「大牧温泉」。
TOYAMA STYLE の『船でしか行けない!?秘境の一軒宿「大牧温泉観光旅館」』の記事で詳しく紹介しています。
・五箇山温泉(南砺市)
世界遺産五箇山を訪れたならぜひとも立ち寄りたい「五箇山荘」。
地元の大自然が生んだ新鮮素材からなるお料理には定評があり、いわなの塩焼きや山菜の天ぷら、五箇山豆腐や地酒など、ここでしか味わえない味覚を目当てに訪れるファンも多いとか。
こんなモデルコースはいかが?
・新湊漁港と世界遺産 五箇山を巡る1泊2日の旅
新鮮な海の幸と世界遺産五箇山の景観を楽しみたい方におすすめのコースです。
1日目は、富山から「富山ぶりかにバス」で新湊漁港へ向かいます。全国的にも珍しい「昼セリ」を見学し、ご当地グルメを堪能した後は、氷見に移動し、温泉旅館で骨休め。
2日目は、高岡に移動後、観光タクシーで世界遺産・五箇山と越中の小京都・城端を巡ります。
番外編:他のエリアはこんな所
・富山市内
「富山市内」は、富山県の中心部一帯。富山県の文化や経済、交通の中心となっている県庁所在地。
富山県最大のお祭り「おわら風の盆」や、「富山の薬売り」などが全国的に知られています。
・黒部・宇奈月温泉
「黒部・宇奈月温泉」は、富山県の北東部にあり、新潟県や長野県に面しています。
富山県最大の温泉地「宇奈月温泉」や、日本一のV字渓谷「黒部峡谷」が代表的な観光スポットです。
また、翡翠が拾える「ヒスイ海岸」や、富山湾の「深層海洋水」を使って濾過した「牡蠣」が有名。
春には「ホタルイカ」漁が行われています。
・立山
富山県の東部、立山連峰を挟んで、長野県に面しているのが「立山」エリア。
富山市内からは、車だと約1時間弱で来ることができます。
代表的な観光スポットは、もちろん「立山黒部アルペンルート」富山県内でも代表的な観光地の1つです。
・高岡・氷見・射水
富山県の北西部にあたるのが「高岡・氷見・射水」エリア。
石川県に面し、地元の人は金沢に出ることも多く、富山市内から高岡市内までは、車だと1時間かからない位で来ることができます。
代表的な観光スポットは、「瑞龍寺(高岡市)」や「ひみ番屋街(氷見市)」「新湊きっときと市場(射水市)」。
代表的な温泉地は、氷見温泉郷。旅館や民宿などが点在しています。